むなぐるま

アメリカ在住の研究者(の卵)による日常観察・オピニオン系Blog

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March 05, 2004

ケリーvs.ブッシュ

民主党の候補がケリーに確定して、いよいよ長丁場の一騎打ちが始まる。

この二人、両方ともとんでもない資産家である。父も大統領で、自ら大リーグ球団のオーナーでもあったブッシュ一家についてはよく知られているが、ケリーもすごい。ケリーの祖先はマサチューセッツがまだ植民地だった頃の初代知事だったという。(歴史の比較的浅いアメリカでは、日本で皇室の出身と言うのと同じくらいの重みか。)奥さんはケチャップで有名なハインツ財閥の未亡人だった人で、資産総額が5億ドル。また、日頃の振る舞いもけっこう傲慢らしい。これはうわさなのだが、ボストンでコンサートがあったとき、多くの人が行列しているのにリムジンで登場。列を無視して入ろうとして、待っている人に野次られると、「俺を誰だか知っているのか? ("Do you know who I am?")」と言い放ったとか。アメリカの大統領の候補とは、どんなに「庶民の味方」ぶっても、結局は超エリートなのだ。インターネット戦略で選挙戦初期に旋風を起こしたあのディーン候補も、中流階級の代表のように振る舞っていたが、実はニューヨークの名家の出だし。これら3人、すべてイェール大学の卒業生で、特にケリーとブッシュは、名家の子息しか入れない秘密結社のSkull and Bonesの会員である。

アメリカ人の隠れたエリート志向について、ニューヨークタイムズ紙のコラムニストのデービッド・ブルックスが書いている。それにしても、このコラムニストは結構若くて、NYTのコラム欄に登場したのもつい最近なのだが、コンスタントにウィットがあって洞察の深いコラムを書く。

ところで、この大統領選の結果、アメリカだけでなく世界中に大きな影響を及ぼすわけですが、ならば世界中の人(有権者?)の声を伝えよう! というわけで、アメリカ国民以外による模擬投票ができるサイトが登場している。登録しておくと、11月に投票の手順が送られてくるようだ。

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(2006年5月 むなぐるま管理人からの受託により保管)

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