むなぐるま

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April 21, 2004

azur を使ってみた

青空文庫最適ビューアの"azur"、今日からダウンロード開始。早速試してみた。

シンプルかつ機能的というのが第一印象。ブラッシュメタル調のインターフェースで、ボタン数などはかなり絞り込んである。いくつかHTMLと.ttz (T-Time)のファイルを試してみたが、問題なし。挙動もきびきびしているし、安定している。
 やはり、このソフトの目玉は、JIS X 2013の文字コードに対応していること。これは、2000年に規定された文字コードで、第三、第四水準漢字がJISコードで扱えるようになっている。Mac OS XではOS 10.1から、JIS X 2013には標準対応しており、同梱のヒラギノフォントで約2万字を表示できるのだが、ソフトの側の対応がなかなか追いついていなかった。ATOKも、最新のATOK 16でようやく変換候補にこれらの漢字が出るようになった。そんなわけで、"azur"ではJIS X 2013に対応と聞いて、期待していた。

早速、青空文庫サイトの「明日の本棚」のページから、いくつかのファイルをダウンロードして試してみる。このページには、JIS X 2013を利用して打ちこまれたファイルがいくつか試験的に公開されている。鴎外の「護持院原の敵討」や白秋の「濃霧」で試してみると、すべての漢字が綺麗に表示されている。(Carbon版のT-Timeでは文字化けしてしまっていた。)鴎外の「鴎」(メの代わりに、品)はもちろん、白秋のファイルに使われている旧字体の文字もすべて普通に表示されている。もちろん、アンチエイリアスの効いた、綺麗なフォントで。シンプルだが、こう表示してくれるといいと想像していた通りに表示できる。とりあえず大満足だ。

追記:内藤さんのご指摘により、鴎外作品の誤字を訂正しました。

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(2006年5月 むなぐるま管理人からの受託により保管)

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