ケリーの北朝鮮政策
North Korea Zoneに、ケリーが大統領になった場合の対北朝鮮政策について興味深い記事が載っている。
ポイントをまとめると、
○実質的な政策としては、「完全かつ検証可能な非核化」を掲げており、ブッシュ政権とあまり変わりがない。しかし、交渉「スタイル」では変化の可能性があり。6カ国交渉ではなく、直接交渉にも積極的である。
○朝鮮半島の非核化がアメリカの一番の国益であり、これに賛成しない近隣諸国はない(少なくとも表立っては反対しない)のだが、それぞれの国の国益は大きく異なる。特に、韓国・中国・ロシアは、北朝鮮が崩壊しないことが一番の関心事である。ゆえに、アメリカと他の国々では問題の優先順位が異なるということは変わらないから、ケリー政権も難しい舵取りを迫られる。
○アメリカの外交努力の成果は、中国や韓国の協力をどれだけ得られるかにかかっている。とくに、現在米韓関係は冷え込んでいるが、韓国の協力は不可欠である。
ケリー政権がどんな政策をとるかについては前にも書いたが、外交政策についてはだいぶ見通しがはっきりしてきた。ケリー氏は「対テロ戦争」を戦うという基本的姿勢を維持するということは明言しているから、その点での大幅な軌道変更はないと思われる。それに、国際関係の現状が変わらない限りアメリカのオプションはあまり多くないようだ。
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