フィッシャー氏強制退去へ
ワシントン・ポスト紙によると、日本の入管はフィッシャー氏の政治難民申請を棄却、退去強制令を発行した模様。
Japan Rejects Fischer's Refugee Bid (Washington Post)
朝日新聞は、
元チェス王者に退去強制令 救う会が執行停止求め抗告中 (asahi.com)
という見出しの付け方をしているが、ワシントン・ポスト紙の記事によると、フィッシャー氏の弁護士は「フィッシャー氏は最終的には強制退去させられるだろう」と通告されているというから、この抗告も時間稼ぎ以外の意味はないのではないだろうか。無効のパスポートを持って出国しようとした人物を拘束しない法的理由は今のところ見あたらないのだから。しかし、朝日新聞としてはこの問題も、国家が個人を不当に抑圧した事件の一つに過ぎないのだろう。
この事件については前にも書いたが、別に日本政府が積極的にアメリカに加担してフィッシャー氏を捕まえた、という証拠はいまのところないような気がする。パスポートを無効にしたのは米国で、その情報が日本の入管に伝わっただけ。ただ、ジェンキンス氏の司法取引が進行中の現在、日本政府としては下手に動けないタイミングであることは確か。日本政府にはジェンキンス氏の身分の保証はしっかりやってもらわなければ困る。それに比較して、フィッシャー氏の件はアメリカの問題である。日本が責められるいわれはないと思う。彼に同情はするが。
この事件については、興味をなくしてしまった。
フィッシャー氏について久しぶりに調べているときに見つけたページ。日本の若い人の、フィッシャー氏とジェンキンス氏の事件に関する意見。こういうものを読んだ時にぴったりのアスキーアートがある。
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