国連アナン事務総長と有名ブロガー
国連アナン事務総長退任まであと二手(極東ブログ)
石油プログラムの汚職事件に絡んでアナン事務総長の立場がかなりやばいという話。スキャンダルが辞任に値するところまできていることに異論はないのだが、このWSJの記事の著者が、ラザーゲートで旗振り役を演じた有名ブログ instapundit.comのブロガー、グレン・レイノルズ教授というのは頭に入れておいたほうがいいかもしれない。彼は国連のOil-for-Food program についてはかなり執拗に追っかけていた。ラザーゲートとの共通点は、ある意味、イラク戦争の裏ネタでアメリカの大手メディアに乗りにくい話題と言うことといえるだおるか。
ここでチェコのハベル元大統領の名前が出てくるのは、ウクライナ情勢でポーランドやチェコなど旧東欧諸国の対応にスポットが当たっているということと関係がある。ワレサ議長は「民主化」の名の下にユシチェンコ派を支持しながら「しかしこのことは(他国の介入ではなく)あなたたち国民が成し遂げなければならない」という微妙なメッセージを送り、ハベル氏は再三野党候補を支持する人々を応援する声明を出したりしている。レイノルズ氏のような人には、このケースも、イラク戦争でアメリカ支持にまわった「新しいヨーロッパ」諸国と、事なかれ主義で腐敗している国連やフランスという対比が見えるのだろう。この記事では「ハベルを国連総長に!」という声が聞こえる、とあるが、instapundit.com 系の右派ブログが中心だと思う。この数日のinstapundit.com ではこの話題を扱うブログへのリンクが張られていた。ここにもブロガー対大手メディアの対決の余波が見えるということか。しかし、レイノルズ教授は言ってしまえばいちブロガーであり、つい最近までは大手メディアへの露出は少なかったが、先日は英ガーディアンのサイトで米大統領選コラムを連載したり、今回はWSJのOp-Ed登場と、だんだんメジャーになってきた。
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