むなぐるま

アメリカ在住の研究者(の卵)による日常観察・オピニオン系Blog

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December 07, 2004

Left2Right: そして対話は続く

今日は、新しいブログをご紹介。
Left2Right: How can the Left get through to the Right?

副題は、「左派の人々はどうしたら右派の人々にメッセージを伝えられるか?」という意味だが、もちろん、今回の米大統領選で、アメリカという国が共和党支持のRed-Statesと民主党支持のBlue-Statesに分裂しているとか、リベラル派の学者、知識人、政治家たちが保守系の人々に語る言葉を持ち合わせていない、といった現状を指して「ではこの状態を改善するにはどうしたらいいのか?」という問題意識から大学関係者がはじめたグループ・ブログである。このブログの目的を読んで目を引くのは、「人にメッセージを届けるのには、まず彼らのいうことを聴き、彼らから学ぼうという姿勢をとることである」という言葉である。

寄稿(予定)者のリストをみると、リチャード・ローティやら、アフリカン・アメリカン研究で知られる歴史家のクワミ・アンソニー・アッピアなど大物が名前をつらねている。ローティなどが本当に定期的に寄稿するようなら面白いと思うが、アッピアはすでに一つエントリを書いていて、アメリカの反知性主義には、ある種の自信の欠乏があって、間違いを指摘されればされるほど意固地になってしまう心理がある、と指摘している。彼らの「リベラル派は保守派を軽蔑している」という認識は、じつは彼らが抱えている自身への疑念の裏返しなのだ、と。一方で、「私も昔は福音派だったからね」などと告白しつつ、福音派の人々に内容のある議論をしようと挑発している。他にも、まだきちんと読んではいないが、「分裂する国家アメリカ」というイメージ自体を疑ったり、現在アメリカの政治言論が抱えている問題についてアカデミックな立場から語ったり、なかなか面白そうなエントリが並んでいる。このサイトから本当の意味の対話が始まるか、今後に注目だ。

また、今アメリカの政治系ブログでなにが話題になっているか、ひとめでわかるサイトも紹介しておこう。
The Daou Report
右から左まで、現在ホットな話題がひとめでわかるサイト。

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Listed below are links to weblogs that reference Left2Right: そして対話は続く :

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「「捻じ曲げる」こと、「除外する」こと」 http://d.hatena.ne.jp/teratsu/20041208#p5 コメント欄も注目。僕もコメントをつけるとき、「〜の悲劇」と書こうとして止め ... [Read More]

Tracked on Dec 8, 2004 9:13:09 AM

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◇極東ブログ『日本学生の読解力低下が問題ではなく文化差異が問題だ』で、経済協力開発機構(OECD)の読解力の問題が掲載されていた。落書きは芸術なのかという論争だ... [Read More]

Tracked on Dec 9, 2004 3:42:04 PM

Comments

貴重な情報ありがとう。

Posted by: f | Dec 14, 2004 10:45:43 PM

(2006年5月 むなぐるま管理人からの受託により保管)

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