むなぐるま

アメリカ在住の研究者(の卵)による日常観察・オピニオン系Blog

March 12, 2005

What's the Frequency, Kenneth?

ヤフーUSの質問コーナー "ask.yahoo.com" から。
REMの"What's the Frequency, Kenneth?"の裏話って?」(New HampshireのDanaさんから)
これは、「あれ確か…」と思っている方も多いと思うので、ヤフーの回答に沿って、一応メモ。

1986年10月、CBSニュースのダン・ラザーがマンハッタンで歩いていると、突然後ろから殴られ、路上に倒された。男は、「Kenneth, what's the frequency?」(ケネス、周波数は何だ?)という意味不明の言葉を繰り返しながら、ラザー氏に殴る蹴るの暴行を加えた。

ラザー氏は、心当たりがない、と主張していて、この件は都市伝説のようになっていたのだが、それをREMのマイケル・スタイプがネタにして、"What's the Frequency, Kenneth?" として1994年にリリース。後で、スタイプは、「シュールでアメリカンな、20世紀の未解決の謎」と発言している。REMがプロモでThe Late Show with David Letterman(CBS)に登場したとき、ラザー氏も登場、曲を紹介した。

いっぽう、1997年には、ラザー氏を暴行した男が判明。現在、TV局員を殺人した罪で服役中なのだが、ニュース・メディアが彼の頭に電波を送っていると信じていて、周波数さえわかれば、その電波をブロックできたのに、と思って犯行に及んだ、と言っているらしい。

しかし、このヤフーの回答、「ラザー氏は多彩な人生を送った」とかいって、ratherbiased.comのページにリンクを貼っているのはどうよ。しかし、この回答が2001年6月のもの、ということを考えると、ratherbiased.comの主催者は少なくともその頃からネットで活動していたことになるわけで、ラザーゲートも、単なるブロガーによる突発的事件と考えるのはナイーブすぎるようだ。

さて、「イブニング・ニュース」のほうは、日曜の政治番組の司会者でもあるボブ・シーファーに交代。この人は、今回の大統領選討論の司会をしたりして、フェアネスという意味では定評のある人。まあ、臨時職という位置づけのようだが、出来る限りこの人で行くという手もあるんだろう。シーファー氏の最初の放送のコメントを読むと、アメリカのニュース・アンカー職の重みというのをひしひしと感じて仕事をしているのがわかる。個人的にはこの人に続けて欲しいなあ。シーファー氏については、nprのこの記事も良い。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

April 09, 2004

Johnny Cash

Johnny Cashを発見してしまった。

この前、公共放送のラジオ番組で、CD5枚組ボックスセットの発売にちなんで、この10年間彼と一緒に仕事をしてきたリック・ルービンのインタビューを聴いた。それ以来少し気になっていたのだが、最近になって、iTunes Music Storeで"American IV"を試聴しているうちにハートを鷲掴みされてしまった。このアルバム、ポピュラーな曲のカバーが多いのだが、シンプルながら心を揺さぶるボーカルとギター。こんなに存在感のあるアルバムを聴くのは何年ぶりだろう。私はもちろん彼が若い頃のカントリーの曲は知らないが、このCDには圧倒されてしまった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

(2006年5月 むなぐるま管理人からの受託により保管)

ウェブログ図書館 http://library.jienology.com/